118. かもめ

 白いカモメが　小さくて　UFOのように　浮かんでる　

あっ　青い　青い　青い　空の中にすいこまれた　

UFO　だったのかなー？

117. 黄砂 いらないからパンダをください

 黄砂　黄砂　中国から飛んできた　

晴れなのに　お空は　白く　にごってる　

太陽は　砂の中　ゆらゆら　ボケて　光ってる　

中国から　日本海　飛びこえ　

ずいぶん遠くから　旅してくるのね　お砂さん　

空気汚して　罰金払ってよ　中国さん　

いやなら　かわいいパンダちゃんを　

雲に乗せて　飛ばしてよ　

パンダちゃんは　喜んで　受け入れてあげるから　

ニイハオ ニイハオ　パンダちゃん  

116. ブレイクダンス

 仲間と　ラジカセで　ブレイクダンスの練習だい！　

ズボンたくし上げて　カッコだってだいじなんだ　

だって　カッコよくすると　やる気でるだろ　

さかだちしてリズムとったり　

2人揃って１、２、１、２　

足上げて手で回転、柔軟体操の練習　

通りかかった先輩に　教えてもらってよかったね　

ジュースを飲んで1休み　

いつかスターになれる日を夢見て　カンパーイ！  

115. キキキキ鳥

 みんないっしょに　帰り道　

電線に「キ-キキキ」と鳴く鳥がいました　

「何だろう？」「なんていう鳥かな？」　

マキちゃんが「キキキキ」とマネしました　

「へたくそ」「キキキキ」　

マキちゃんは　家へかえっても　

「キキキキ」「お帰り」「キキキキ」「何それ？」「キキキキ」　

「おやつよ」「キキキキ」　

「いいかげんにしなさい」「キキキキ」　

「怒るわよ」「キキキキ」　

何を言っても「キキキキ」しか言いません　

家族はだんだん心配になってきました　

「どうしたんだろう」「キキキキ」　

「医者へつれて行こうか」「キキキキ」　

「キ-キキキ」みなマキちゃんをみました　

「わーいやっとそっくりにまねできた」　

みんなホットしました。　

114. ケガした白うさぎ

 白うさぎさん　家でメガネはずして　歩いたら　

柱にぶつかり　白い顔に　赤いアザできた　

翌日　遊びに来た友達らに　

「いじめられっこになぐられたの」　

おもしろがって　そう言ったら　みんな信じる　

「だれだ！だれがやったんだ」　

「ボクは知ってますよ。うさぎさん」　

そら耳か？だれだ？家の中には　

知ってる人はいないはず。。。　

「いますよ。ぶつかったのは　だーれ？」　

柱がいいました。　

113. さくら 桜

 お空をみると　桜　いっぱい。。。　

丘も　公園も　通りも　あわいピンクで　いっぱい　

風に吹かれて　桜ふぶき　

あたたかい　雪桜も　すてき　

寒い心の　スペースも　あわいピンク色に　

そまっ　て、　い 　く　

112. 大きな おせんべい

 おせんべい　おせんべい　

顔より大きな　おせんべい　

パリッ　１口食べたら　よだれかけの形　

パリッ　カリッ　半分食べたら　かまぼこ　

カリッ　カリカリカリカリカリ　

３分の２食べたら　三日月　

もっとうすく　食べようとしたら　

パリ～ン　割れちゃった　

パリパリパリパリ　全部食べたら　

とーめいせんべい　

おなかの中で　またくっついて　丸くなったかな？　

111. 野球チーム

キリンさん　首バット

ゾウさん　キャッチャー　鼻（はな）で吸（すい）い取り　

ひょうさん　３塁（るい）へ　すべり込みセーフ　

鳥さん　ピッチャー　空からボール投（な）げる　

ライオンさん　監督（かんとく）　強（つよ）い　強い　

「今のはアウトセーフどっち？」って時は　

ライオンの１吠（ほえ）えで　どなり勝ち！　

どうです？強い　チームでしょ？　

優勝（ゆうしょう）まちがい無（な）し！  　

110. 会議中に時計のアラーム

 会議中に 時計のアラームが なって　

議長に時計とりあげられた　

「全員　気がちった。　

　全員の集中力を返せ～！！」　

１人１人なら小さい集中力。　

けどそのエネルギーだって　

まとまれば大きい。　

「まとめる必要はあるか？」は　

　べつ問題だけど。。。  

109. 梅のバス

 梅の咲く時だけこんでるバス　普段はガラガラ　

「いつもいつも　いっぱいならいいのにな」　

運転手さんは　願って　梅の絵を描きました。　

バスのシートに梅の花、通路に散った花びら、　

バスの外に　梅の木をたくさん描きました。　

まるで梅の山が走ってるみたいです。　

すると、うぐいすが　いっぱいバスに近付きました。　

運転手さんが　バスの上に梅の木を乗せると、　

うぐいすが巣を作りました。　

バスから　うぐいすの声が一年中　聞こえます。　

バスは「うぐいすバス」と　有名になって　

いつも乗客でいっぱいになりました。