梅の咲く時だけこんでるバス 普段はガラガラ
「いつもいつも いっぱいならいいのにな」
運転手さんは 願って 梅の絵を描きました。
バスのシートに梅の花、通路に散った花びら、
バスの外に 梅の木をたくさん描きました。
まるで梅の山が走ってるみたいです。
すると、うぐいすが いっぱいバスに近付きました。
運転手さんが バスの上に梅の木を乗せると、
うぐいすが巣を作りました。
バスから うぐいすの声が一年中 聞こえます。
バスは「うぐいすバス」と 有名になって
いつも乗客でいっぱいになりました。
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