33. 電気が明るくなった

 電気のカサが　ほこりだらけ　

ノミやダニさんなら　フワフワのホコリのお布団で　

すやすや眠れるかも　

いやいや　黒くてきたなくなった電気さんが　

「たまには　きれいにしてくれ」ってさ　

もうじき新しい年を迎えるのに　

カサも電気も　おそうじしなくちゃね　

そっーと　ほこりを取って　キレイキレイにすると　

ほら　電気さんが　うれしそうな顔して　明るく輝いた　

おそうじ家族の来年も　明るくなりそう

32. 白い月と白さぎさん

 白さぎさん 川でエサさがし　

「おや　空からコンペイトウ」　

いえいえ、氷の雨、あられ。寒くなったのね　

「今日のエサもカチンコだわ」　

　おや空が晴れたら　白いまん丸　おまんじゅう」　

白さぎさん　青い空へ飛ぶ。　

「あらら　空の　おまんじゅう　遠いわ」　

それに　少し暗くなると　おまんじゅうが　光りだした。　

「電気のおまんじゅうかな？」　

いえいえ　それはお月様！　

昼でも　青空に白いお月様が見えるのは　

お月様も　寒さで凍ってるから!!　

「グエー」

寒い日は　さっさと帰って　お休みなさいね。

31. キラキラクリスマス

 　　　　　　　　

　　　　　　　　　〇

　　　　　　　　お店が

　　　　　　　クリスマスに

　　　　　　　向けて光る

　　　　　クリスマスツリーや

　　　光るサンタでキラキラ輝いてる

　　クリスマスが　光るクリスマスに

　　　　　変わって来たピカピカ

　サイレント ナイトが　ピカピカ ナイト

静かな　クリスマスは　どこへ行ったの？

　／／　＼＼／　　＼／／　＼＼／＼＼

　　　　　　　　　光る

　　　　　　　　キラキラ

　　　　　　　　クリスマス

　　　　￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

30. 風で ナナメの木

 風が強い日　いっぱいの木が、１度に、みんな　

風に吹かれて　ナナメになってたら　

ユメミちゃん　たおれてる木に向かうの　

そしたら　木がみんな　自分におじぎしてるみたいなの。　

すごいでしょ。　

「シャラ　シャラ　お姫しゃま　いらっしゃいませ」って　

葉っぱが言うの。　

29. ダルマさんに足が生えた

 ダルマさん　ダルマさん

歩けないのに　どうやって前へすすむの？

　転んだら 前へ進める　

　でも転んだら 顔がよごれちゃう　

　汚れた顔じゃ こわい顔がだいなし　

「足をちょうだい　手をちょうだい」　

ダルマさんに キノコが４つはえた。　

にょき にょき にょき にょき　手と足　できた。　

うれしいダルマさん　

　でも、どこへいったら いいのかな？　

　「こんどは 動かす頭を くださいな」　 

28. ケーキの電話

 「ママ電話ごっこしよう。モシモシ」「ハイハイ」　

「ケーキ買ってきてね」「ハイハイ」　

「お父さんの分もね」「ハイハイ」　

「おばあちゃんの分もね」「ハイハイ」　

「おじいちゃんの分もね」「ハイハイ」　

「お友だちの分もね」「ハァハァ」　

「ワンちゃんの分もね」「ウンウン」　

それからクリスマスツリーちゃんにも」　

「それじゃ　１メートルくらい丸いのを 買いましょうね」 　

27．おルス番は二人ごっこ

 おルス番で　1人はさびしいなー　

そうだ2人ごっこしちゃおー　

おふとんクルクル巻いて　ケイお兄ちゃんのつもり　

本物の人間だと思えば、何でもできちゃうわ　

大好きな　お兄ちゃんとラブラブも　できる　

フトンをだきしめるユミちゃんでした　

26. おにぎりの独り言

もし　２４時間ストアーで、中身を書き忘れたおにぎりがあったら...　

おにぎりは　「なんでボクだけ買ってもらえないんだろう？」　

客は「何かしら？」「梅かしら？」［シャケかしら？」「たらこかしら？」　

「きっと買ってもらえないだろーなー。さびしーなー」　

「もしかして　ボク、ノリとご飯だけの　おにぎりかも...」  　

ほんとは 何か入ってるんだけどね　　

中身が？で　悩むおにぎりでした　

25. 公園の展望台

 小学生も楽にかいだんを登れる　公園の展望台　

展望台の上のサクの外に　こしかける　いたずら小学生４人組　

「こらこら　サクの外に出ちゃあぶないよ」と　おじさんに言われる　

「ぼくたち外にでてないよ」　

「サクの外から　頂上に登ってきたんだよ」　

「かいだんじゃなくてさ」　

「だからこっちがサクの内がわなんだ」　

「ねっ」「ねっ」「ねっ」「ねっ」　

展望台の下は　円すい形のコンクリで　石がポツポツついている　

階段じゃなくて　頂上まで　ロッククライミングしてきたとは。。。　

少年は冒険が好きだもんね　

24. ハイ チーズ！

 ママ、カメラ　向けて　ユミちゃん サムくん ワンちゃんに　

「ハイ チーズ！」　

「ワンワンワン」　ワンちゃんカメラに向かってく　

「ダメダメダメ」　

ママのカメラに ワンちゃん　とびついちゃった　

サムくん ワンちゃんをだっこ。　

ユミちゃん ナデナデ。　

だっこと 愛の 大好き ワンちゃん　おとなしくなって　

ママ「ハイチーズ」　パシャッ　

子どもたちと　ワンちゃんの写真　写せてよかったね　

23. 走るアヒル

 とっても　早く走るアヒル、ドナルド ダッシュが　いました　

ドナルド ダッシュは　陸上競技の試合に出て　

「よーいドン」で　０秒でダッシュします　

走り出したら　ゴールまで５秒！！　

でもあまりの早さに　飛んでしまい、　

ゴールの先で　足がつかず　失格です！　

ドナルド ダッシュは　羽も広げず　土けむりの中に　

コールテープも切らず　浮いていました　

22. すやすや彼女

彼のお部屋で　こたつのなかで　

すやすや寝ちゃった彼女。　

寝顔がかわいいと思うか　

ズーズーしい女だと思うか　

それは、彼の愛 しだいだと思うのですが。　

いっぱい愛されてるといいですね。彼女～。　

でも いびきをかく彼女は 寝ないようにね  

21. おしゃべりライオン

「ボクは百獣の王ライオンだぞ　

りっぱなひげ、たくましい足　

みんながおそれる強そうなライオン　

小麦色にやけた、たくましく、でかい、　

菓子パンライオンだ～！」　

と言ったとたん　食べられてしまいました　

20. 迷子

 ちょっと遠くへ来すぎた　小さな冒険家の坊や

あれ～？こんな所に１人ぼっちでどうしたのかな？ 

お目目が「どこだろ？どっちだろ？」って言ってる。

キョロキョロ、ウロウロ、困り顔。

通りすがりのお姉さん、小さな坊やに聞いてみた。

「どうしたの？ぼく、迷子？」

「ううん。ぼくのお家が、迷子なの。」  

19. 卵の宇宙

 ゆで卵　だいぶ食べても　黄身が出てこない　

黄身が後ろに　かたよった卵　

黄身だけ出して見ると　お月様みたい　

満月のお月様　おいしそう　

お塩をかけると　塩の結晶が　星のように机に散らばった　

18. 草のくっつき虫 くっついた

 草のくっつき虫　くっついちゃった　

家まで持って帰ったら　お庭がくっつき虫だらけで　大変になっちゃう　

服にいっぱーいくっついたら　ハリネズミになっちゃう　

取らなくちゃ　取らなくっちゃ　

1つ残らず　置いていかなくっちゃ　

種から　いっぱい　増えちゃうウ！　

17. 家には戸が いっぱい

 お家には　玄関のドア　お勝手口　戸がある。　

他にも　押し入れ　納戸　ロッカー　

中のものを出さないと 入れない戸もあるけど　戸がいっぱい　

台所にも　戸　いっぱい　見ーつけた　

茶ダンス　冷蔵庫　オーブンの戸　レンジの戸、色々ある　

陶器のかわいい人形に　なって　

ドアを開けて　入ってみたくなる　

16. 恋のゲーム

 恋して　愛しているなら　近づけばいい　

なぜそれができないの？　

離れると　近づきたくなり、近づきすぎると　離れたくなる　　

恋はいつも理屈に合わない　思い通りにいかないのはなぜ?　　

分からないから　恋のゲームが　楽しめるのかな？　

15. どんぐり いっぱい

 どんぐり　ぽつぽつ　おちてる　　

どんぐり　数えて　ひろっちゃお　１個　２個　３個　４個　５個...　　　

どんぐり　持ちきれなくなったから　イスに置いちゃお　ゴロゴロゴロ　　

どんぐり　もっといっぱいひろって　くずれるくらい　山積みだい　　　

どんぐり　いっぱい　ひろったー　満足満足　さあ　どうする？　　

どんぐり　一気に　け散らしたー！　　

どんぐり　一気に　なくなった！　　

スカッと　気分もいいんじゃない？　　

14. 夢のバレリーナ―

 子ブタちゃん　「白鳥の湖」の　バレー見て　

「すてき　私も　バレリーナになりたい」　

カモシカさんに　バレーを習いに行きました　　

1日目から　アン　ドウ　トワ　のレッスン　

でも　ハードな練習でおなかがすいて　

毎日　大好きなインスタント食品を食べすぎて　

先生に「バレリーナが　太ってどうするの？」と　

怒られて　ストレスで　よけい　食べてしまい　

子ブタちゃん　丸々と太っていきました　　

ママには「お金を　払った分は習ってよ」と　言われ

教室で「ブーブー」言いながら練習　　

とがったクツで　ドスドス　飛んで　バキバキ！　　

バレー教室の床を　壊してしまいました　

先生から　「さよなら　子ブタさん」で　教室は終わり　　

子ブタちゃん　ホッとして　おうちに帰りました　　

「ま　バレーを　踊った気分だけでいいかー」　　

そう　「アンドウトワ」の　気持ちだけで　いいんです　

もう　１人で　夢の主役に　なれますもんね　

13. 月食（げっしょく）

 まあ　お月さん　

夕焼けお日さまみたいな　橙色して　

すごく太っちゃて　　どうしたの？　　

食べ過ぎて　飲みすぎて　よっぱらってるのかな？　　　

でも　いったい何を食べて　そんなになるの？　　

あらら　欠けてきちゃった　　

食べられたおせんべいみたい　　

最後は　月の皮みたいに細くなって

色々変わったら　お洋服　大変ね　

お月さん　

12. 欲しいもの あるかな

 お店にはいっぱい　物があるんだけど　

あれも　これも　欲しいんだけど　

どれも　これも　ピンとこない　迷っちゃう物ばかり　

頭の中で考えた　ピッタリの　欲しいものが出てきて　

売ってくれるお店はないかな～？　  

11. 3人のママと 3人の赤ちゃん

 3人のママと　3人の赤ちゃん　

それぞれ　自分の赤ちゃんを抱き　

それぞれ　赤　白　青の　好きな服を着せて　

それぞれの　抱き方で　抱っこ　

個性は違っても　3人のママたち　仲良しね　

ずっと　おしゃべり　して　

赤ちゃん　1人が泣き出したら　　

赤ちゃん　じょじょに　みんな泣き出した　

赤ちゃんも　泣いて　仲良くおしゃべりかな？　

10. 木の実いっぱい

公園に木の実　いっぱい　

赤い実　白い実　どんぐり　いっぱい　

親子で 木の実 拾い 　

手 いっぱいに　なっちゃった　

木の実を 拾う袋が 欲しくて　

木の実を置いて　あわてて お菓子を食べる子　

お菓子の袋に　木の実 いっぱい　取れるかな？　

どれだけ いっぱい　とれるかな？　

9. トンボ トンボ 色々

トンボ　飛んでる　

何色トンボ？　灰色　赤　青　黄色　銀色　黒　？　色々！　

シオカラ　赤とんぼ　イトトンボ　麦わらトンボ　ギンヤンマ　お歯黒トンボ　

色々　飛んでる　トンボ　トンボ　ほらそこに　

7色そろって飛んだら　トンボの虹　見たいなー　

色々飛んでね　トンボ　トンボ　飛んぼー！　

8. 枯れ葉の音楽

 いっぱい積もった枯れ葉　

積もった上に乗っかって　

誰にもつぶされないうちに　粉々にしちゃえ　

カシャカシャ　パキパキ　クシャクシャ　

なんかすてきな音！　

気持ちいいなあ　枯れ葉の音楽！　

シャラシャラ　ポキポキ　ジャンジャン！　

枯れ葉のロック！　

7. ゲーム

 ゲーム　やりすぎたら　怒られる　

ゲームって　何だろう？　

でも　大昔から　あった　かもしれない　

木登りとか　かけっこで　技を競うもの　

スポーツや　祭りも　ゲームかもしれない　

やりすぎなければ　楽しい　ゲーム！　

時間よ　止まれ！

6. バスケの勝ち負け

 バスケの試合で　ライバルには負けたくない！

でも　恋人とバスケの時は　違う

恋人には負けてあげたい

優しくしたら　キスの　ごほうび　受けられる

5. タケコプター飛ばし

 クルクルおもちゃの　タケコプター

ボク　飛ばしそこねて　

パパ　「はい、記録なし！」

ボク　「ちょっとは　みのがしてよー」

4. タヌキのすべり台

 タヌキの父さん　タヌキ坊主に　すべり台を作ってあげた　

はじめはすべるだけで　よろこんだタヌキ坊主　

おなかをたたいて　ポンポコ　ポンポコ　すべる　

なれると　タヌキ坊主　すべり台を後ろ向いてすべり　　

すべり台をポンポコ　たたいて　すべりながら音を出して遊んだ　

タヌキさんポンポコ音が　好きなのね　

いつも　すべり台で演そうしながら　すべってる　

3. ボールの木

 ユウと太郎が　ボール投げして　遊んでいたら

ボールが緑の木に引っかかった

取れない　取れない　

「落としてあげよう」と　愛子が　ボールを　投げたら

愛子の　ボールも　木に乗っかった

次郎も三郎もボール　投げたが　みんな木に捕まった

いっぱいボールが　木の中に入って

ボールが　まるで　大きな　木の実に見えた

2．白さぎの王子様

 ママとパパと子どもたちは　川原にお散歩

白（しら）サギ　が　田んぼに　舞い降りるのを　見て

「わー　白サギ　きれい。大きくて　白い羽　すてき！」

　と　言いました。

飛行機パイロットのパパは

「鳥は羽で　空気のエンジンをふかし、

　降りるときは　羽のエンジンを止めて降りるんだ」

パイロットのパパには　鳥は飛行機に　見えるのです。

子どもらは　『白サギが　飛行機！』　と　思うと

白サギが　やたら　大きく見えました。　

さわやかに飛ぶ姿は　川の白い王子様

１．時計がこわれると

 トキちゃんの家に　大きな時計がありました

時計がこわれると

お母さんは朝　トキちゃんを起こせません

お父さんは会社にいけません

トキちゃんは小学校へ行く時間が分かりません

きっと行かなくていいんだわ

世界中の時計が　こわれるといいのにな

ずっと　遊んで暮らせるかも

短いお話

 これから　短いお話しをしようと思います。