手をのばす白い雲
おサルちゃん木のてっぺんから
「手をつなごうか」と 手をのばしても 雲さん とおい
「えい」しかたないから投げキッス
「たいくつだから お話しようよ」
雲さん白い顔から 空色の口ひらいて にっこり笑った。
「でもじっとしてられないから ゆっくり吹いてね風さん」
いっぱいしゃべれるように
よわむしなネズミ チー太は いじわるネズミに 泣かされてばかり ある日 チー太はブラシが 落ちているのを見ました ブラシの先は とがってチクチク 「こりゃいいや」と チー太は言い ぶらしのチクチクでない方を リュックのように背負い くっつけました 「ボクはハリネズミに...
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