飛ぶ 飛ぶ 虫たち
川原を歩くと 草原から虫が飛ぶ
草原を歩いていると 飛び出す虫たちに言いたい
何で逃げるのー!
パンダちゃん パパと バトミントンやっても
うまく打てなくて からぶり!
『羽 ポンポン 返したいのに・・・』
思い通りいかなくて つまんない
羽が打てず 落ちて 怒ったパンダちゃん
バトミントンの羽をたたいて やつあたり
「こらこら 羽のせいじゃないだろ」
パパが やさしく 打ち方を教えて
ラケットに当たるように 羽を投げたら
パンダちゃん 羽を打てた!
「そーそー 今のでいいの」 パパに ほめられて
やっと ニッコリのパンダちゃん
「パパ もう1回 投げてー!」
ほら 楽しい バトミントンに変わった!
お菓子屋で 「あたしクッキーよ 食べて」
大きな 大きな 人間くらいの
小麦粉で焼かれた シロクマのクッキー
お店に飾ってあった
あまり大きいので 誰も甘いクッキーと 思えず
シロクマクッキーを 見るだけで 通り過ぎた
小さな子が かじってしまった 「おいしー」
その子のママあわてて 「いけません」
店員さん「いいです。試食品にするから 食べて」
クッキーは 飾りものから 大きな試食品になった
ママも食べてみた 「ほんとだ おいしいわ」
それを聞いた人も 食べに来て ザワザワ
お菓子屋が 何か騒がしいので 人が入ってきた
「何かしら?」 外の人も やって来て 食べた
おいしい おいしい 大きなクッキー
お店のクッキーも たくさん売れて
シロクマクッキー 大活躍
はずかしがりやの宇宙人 ピピ
み知らぬ土地で 宇宙船がこしょうして
かくれたり 人間になったつもりでいる
みんな知ってて やさしくしてくれる
だからほんとは かくれなくても
いいんだけどね。
マルちゃんがお庭で
ドロまんじゅうをつくっていたら
おじいちゃんもお庭のお手入れ
枯れた植木の 鉢(はち)をひっくりかえしたら
鉢の土で 山の形ができた
それをみて マルちゃんが言った
「おじいちゃんも、大きなどろまんじゅう作った。
いっしょにあそぼう」
「ほんとだ」
おじいちゃんは 大きなドロまんじゅうを丸めて
マルちゃんにあげた
食事の時間はおはぎだった。家中そろって
まんじゅうを つくってた。
水族館のいるかさん
どこに いるか? いるかさん
いるいる 大きなプールに いるか いるいる
トレーナーさん そら高く エサあげる
いるかさん 飛んで エサ取って
ハイジャンプすごいね
水しぶき バッシャ~~ン
水をかぶって いっしょに遊ぶ トレーナー
水しぶき「すごい」ってことは いるかは重い!
「いるか」を逆からよむと 「かるい」
逆さだから やっぱり重いんだ!
乗ってみたいね 泳ぐいるか
ブルルン ルンルン ブルルンルン
大きな大きな うるさい音ならして
夜中にバイクで走る あんちゃんへ
あなたの後の 走る音を袋につめて
かわいく ラッピングして
あなたに プレゼントしてあげたい
開けたら 右耳の中に入って
左耳に 走り抜ける ブルルンルン音
頭のトンネルで こだまが響きわたるの
カラオケ大会で、
マイクおじさんが気持ち良く歌っていると
とつぜん歌いたくなった少女、ひまりちゃん
客席の中からマイク無しで歌いはじめた。
マイクおじさんより大きい声で みんなびっくり。
みんな ひまりちゃんの方を向いちゃった。
みんなに後ろを向かれ、おじさん、怒った
「こら・・・・」と どなろうとした。
でも、歌の大好き少女の歌声は
心に響く きれいな声だった。
ある時は かろやかに、ある時は はげしく。
全員 聞きほれてしまった。
「みんなをふり向かせるなんて」と
マイクおじさんまで 聞いてしまい、
さいごまで歌ったひまりちゃん。
全員、拍手(はくしゅ)拍手。拍手の嵐!
少女歌手、誕生!
マイクおじさんも怒りを忘れ、客席に拍手。
1番大きな手拍子音で!
大きな 金魚鉢(きんぎょばち)の 水の中
のらり のらり およぐ 金魚ちゃん
お食事はもらえるし 愛されて 生きるの楽ちん
ゆらり ゆらり およぐ 金魚ちゃん
およぐだけで 人間を召し使いにして
なんて ゆうがなお姫様 お殿さま
ひらり ひらり およぐ 金魚ちゃん
シッポをふるだけで 人間なんて 1コロよ
フーセンいっぱいの フーセン ルーム 部屋いっぱい フーセン 大きいのふわふわ 小さいのふわふわ クーちゃんがとぶと フーセン ポンポン はねる 「フーセンさんたち いっしょにあそぼ」 クーちゃんが ポンポン たたくと 軽いフーセン つぎつぎ はねあがってく フーセン...